日本のカエル~ 水と緑といきものTravelogue

ヌマガエル

分布を広げる現在の最普通種のひとつ

現在、田んぼでよく見られる小型の茶色いカエル。

外見はツチガエルと似ているが、より小さく、お腹が真っ白なことで見分けがつく。

もともとは西日本にしか生息していなかったが、高温や環境の変化に強く、最近は温暖化の影響などもあり、分布域を広げている。在来種のカエルでは唯一個体数を増やしているカエルである。

現在は、静岡県から神奈川県以東にも生息しているが、関東北部で見られるものは人為移入された国内外来種といわれている。

オタマジャクシは水温40度の中でも生きていくことができるといわれる。

  • 分類

    ヌマガエル科 ヌマガエル属
  • 形態

    3~4cm
  • 分布

    本州(東北除く)、四国、九州
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