東海地方、近畿地方、中国地方の一部に生息。
東海・近畿と、中国地方に生息するものは少し異なり、それぞれ「名古屋種族」、「岡山種族」と呼ばれている。
外見は、トノサマガエルやトウキョウダルマガエルに似ており、トウキョウダルマガエルよりもさらにずんぐりした体形で、体色や模様もさまざまである。
生息地がトノサマガエルと重なり、もともと繁殖期はトノサマガエルとずれていたが、主な生息環境である水田での稲作の変化などにより繁殖期が重なるようになり、交雑も多くなってしまった。
動きもトノサマガエルほど素早くなく、環境の変化にも強くないため、各地で数が激減し、絶滅してしまった地域もある。
現在環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類。
分類
アカガエル科 トノサマガエル属形態
5~7cm分布
本州の一部の地域