このサイトについてABOUT

里地里山。
それは、農業・林業などを通じて、人間の営みによってもたらされた環境です。
そこには多種多様な動植物が生息し、そこは動植物たちにとっては貴重でなくてはならない場所です。

里山は、一見自然のように見えますが、人間によって常に管理・維持されていて、人間の手が入らなくなると、瞬く間に荒廃し、ほとんどの生き物たちは住むことのできない環境になってしまいます。

そして、その里山には昔から日本人の主食であるコメを生産する場として棚田がありました。
山裾の傾斜地に階段状に切り開かれた棚田は、四季によって違った美しい顔を見せ、その棚田は多くが数百年も昔から米が作られ維持されてきました。

そしてその棚田にはまた多くの生き物たちが集い、棚田は里山の中でも特に生命感があふれる場所です。

私は40代を過ぎてから、そんな棚田とそこに住む生き物たちに魅了され、仕事の合間を利用したりしながら日本各地の棚田を巡り、またそこに住む昆虫類、両生類などを観察し続けました。

子供が生き物好きだったこともあり、子供を利用しながら(言い方が悪いですが)田んぼでトンボやカエルを追いかけまわすこともしばしば。

また、私は静岡県浜松市に住んでいますが、浜松には日本棚田百選にも選定されている「久留女木の棚田」があり、そこの保全メンバーにも加わって農作業の手伝いもしています。

自分自身で田んぼをやれればいいのですが、なかなか仕事の関係で今のところはそれは叶わずにいます・・

このサイトは、そんな棚田とそこに住む生き物たちにクローズアップして、それをメインとしたコンテンツでブログ形式で紹介しています。

時には日常の日記のような内容もあり、関係のない話も多かったりしますが、そこはご容赦いただきたいと思います。

ご意見、お問い合わせ、コメント等お待ちしております。

PAGE TOP